さらばサントピア。サントピアへ祭後のサマーセール

さらばサントピア。サントピアへ祭後のサマーセール

お盆の送り日となる八月十五日、妻と二人でサントピアの祭後のサマーセールに行って来た。
隣町の水戸市にかつて存在したファッションビル「サントピア」。

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サントピアは1978年にオープン(渋谷パルコに次ぐ日本で2番目のファッションビルと言われるそうですが、実際にはパルコの1号店は池袋、それより前に名鉄のメルサが存在していたためサントピアは3番目なんだそうです)したそうで、僕が物心付いた際にはすでにそこにあり、MILKだのSUPER LOVERSなど当時勢いのあったブランドはすべてこのビルに入っていて、僕ら世代が洋服を買う時はだいたいここで購入していたんじゃないかな。

惜しまれつつ2007年5月に閉館して、約9年間解体の見込みも無いまま放置されていたが、今年に入り解体が決まったそうで、現代美術の作家さんがサントピアへ祭後さいごのバーゲンセールと称し、かつてのにぎわいを再現する行列を作る空間芸術に参加して来たのでした。

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いざ旧サントピア前に到着してみると、場所は既に200人程度の行列が。みんな凄いなぁと思いつつ、先に並んでいた友人に挨拶をし最後尾に並ぶと、スタッフの方から軽く取材を申し込まれた。

サントピアの思い出は何ですか?と聞かれ、学生の頃に良く出入りしていた点と、企画部に中学の部活の先輩がいたので、声をかけてもらいよくアルバイトをしていた話をぼんやり思い出しながら話した。

大川興行の男同士(あの江頭2:50とコンタキンテのユニット)が来た時のカメラ担当や、タレントでチロル舎のデザイナー千秋が来た際のトークショーの警備、はたまたかつて僅かの間水戸駅前にあったSUNTOPIA NEXTでの片付け作業等、20才前後に諸々お世話になっていた場所であった。

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並んでいて思っていたのだが、当時格好良いなと思っていた人達はあまり並んでおらず、むしろ当時憧れていた人々が多く来ているのであろうと思えた。

僕には年の離れた兄がいるのだが、その兄達の世代がよくサントピアの宇宙雑貨にたむろしていて、そこにいる人達のファッションにしろライフスタイルにしろ全てが格好良く見えた。

当時憧れていた人々は、振り返ったり懐かしむような真似はしない、そんな姿勢が垣間見えたから格好良く見えていたってのもあるんだろうとなんとなく思えた。
なんだかんだと色々書いて来ましたが、一緒に行った妻もいろいろと思い出があるらしく、当時MILKで買ったカットソーにMILKの赤いバックを合わせ、行列に並ぶ際は携帯を一切見ずにおもむろに当時のファッション雑誌を取り出し眺め(本人曰くここがこだわり所なんだそう)、

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いざ正面入口に来ると拝みながらなぜか泣き崩れるのでした。(笑)

これがこの空間芸術に対する参加側からのアンサー的作品なんだな〜と勝手に思ったのでした。

それではまたー

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