センスは地層みたいなもの

センスは地層みたいなもの

先日、旧友と昔話をする機会があった。

学生の頃乗っていたバイクの話で、買ったばかりの頃は何か人と違う事をしたくて、全然似合わないハンドルを無理矢理付けてみたり、自分で色を塗ってみたりととにかくセンス良くしたくていろいろやったけど、憧れていた感じにはならず、結局手放してしまった、とかそんな話だった。

何事もそうだけど、覚えたての頃は見た目の制約やセオリーに縛られる事が無いので、突拍子もない組み合わせ等をする事が多かったりする。まぁそれが楽しかったりもするのだけど、その中で早い段階からセオリーや組み合わせ方が上手く出来ていると、皆から一目置かれたりする。

これはファッション以外にも言える事なんだけど、自身が今までどんな人や物を見て来たか、人の話や音楽など、何を聞いてきたかによってセンスが地層のように積みあがってくるものだと考えるので、だいたい30才を過ぎた位からて積み上げるのを諦めてしまった、止めてしまった人達を見ると、少し残念な気持ちにもなったりする。

過去に積み上げて来たセンスの貯金で回している人と、常に新しいセンスを積み上げている人では、どちらが魅力的に見えるかはおのずととも解ると思う。

んで、今日はこの時計を紹介。

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通称モチと呼ばれる、seikoの70年代製の逆輸入クロノグラフである。

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男らしくぶ厚いムーブメントである。正直暑苦しいのである。

がしかし、スマートさが無いところがまたいいのである。

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スイス製のクロノグラフも良いけど、日本製の隠れた名品を身につけるのもいいのでR。